軟式バット選びは、ミズノやZETTなど人気メーカーが数多く展開していますが、種類が豊富で迷ってしまいますよね。重量、長さ、素材、バランスなど、様々な要素を考慮する必要があるため、初心者の方にとっては特に難しいかもしれません。
軟式バットの選び方
軟式バット選びは奥深く、素材(金属、複合など)、バランス(ミドル、トップなど)、重さ、長さなど、比較検討すべき項目が多岐に渡ります。しかし、これらのポイントを一つ一つ丁寧に確認していくことで、必ず自分に最適な一本を見つけることができるでしょう。
以下では、軟式バット選びの際に押さえておきたい各項目について、詳しく解説していきます。
素材1|初心者におすすめ!軽くて振りやすい「ジュラルミン製」
軟式バット選びに迷ったら、まずは金属バットから試してみるのがおすすめです。中でも、ジュラルミン製のバットは、薄くて軽いので扱いやすく、初心者でもバッティングの楽しさを気軽に体験できます。
金属バットの多くはアルミ製ですが、ジュラルミン製はさらに軽量で、打球が飛びやすいのが特徴です。耐久性も高く、コストパフォーマンスにも優れているため、長く愛用できる一本となるでしょう。
素材2|「複合バット」は飛距離重視!M号対応も
とにかく飛距離を求めるなら、複合バットがおすすめです。カーボンなどの素材を組み合わせ、打球部分にはウレタンを使用することで、反発力を最大限に高めています。
複合バットの最大の魅力は、その「たわみ」にあります。インパクトの瞬間にバットが大きくたわむことで、ボールに強烈なエネルギーを伝え、驚異的な飛距離を生み出すのです。
派手なデザインも多く、個性をアピールしたい人にもぴったりです。本格的なモデルも多数存在しますが、価格は金属バットや木製バットに比べるとやや高めです。
素材3|パワー打者にぴったりの「木製バット」
木製バットは、主にトスバッティングや素振りなどの練習で用いられます。芯を外すと打球が飛びにくいため、使いこなすにはある程度のパワーが必要です。飛距離が出れば、パワーヒッターの仲間入りと言えるでしょう。
かつては多くの野球人が愛用した木製バットですが、現在では高校野球で金属バットが主流になったこともあり、出番は減少傾向にあります。しかし、悪天候時の雷対策として使用されるなど、その存在意義は今もなお健在です。
バランス1|長距離バッター向き「トップバランス」扱いやすい「ミドルバランス」
トップバランスはバット先端に重心を置いており、遠心力により飛距離がでやすいのが特徴です。長距離ヒッターにおすすめでしょう。ただ、重さがあるため初心者には扱いにくく、経験者に向いています。初心者におすすめなのは、バットの中間に重心があるミドルバランス。ホームランよりもヒットを生むタイプで、誰でも扱いやすく人気があります。
バランス2|コントロールしやすく振りやすい「カウンターバランス」
グリップ付近の手もとに重心があるタイプがカウンターになります。軽くコントロールしやすいので、バットに慣れていない人でも扱いやすく、力がない人でも振りやすいタイプでもあります。ただあまり使われておらず、種類が少ないのが難点。初心者は種類が多いミドルタイプから始めるのが良いでしょう。
長さ|ポイントは「脇から指先までの長さ×1.3」
バットの長さは少年用は68cm~80cmくらい、大人用は83cm~85cmくらいになります。「脇から指先までの長さ×1.3」の長さを選ぶと良いとされていますが、目的に合わせて選ぶのも良いでしょう。打球が速く飛距離を出したいなら長めがおすすめ。初心者は扱いやすい短めが向いています。
重さ|「やや軽め」が最適!初心者は650~750gを目安に
バットの主さは650g~900gくらいまであります。飛距離を出すには重量があるバットが必要になりますが、初心者は650g~750gくらいの軽めがおすすめです。重すぎても軽すぎても良くないため、少し軽いかギリギリ重いと感じない程度のバットを選ぶと良いでしょう。
軟式バットのおすすめ人気ランキング10選
おすすめの軟式バットについて人気ランキング形式で紹介します。M号対応やビヨンドマックスといった人気モデルのほかにも、重量の軽いジュラルミンモデルや値段の安いモデルにも注目です。
ランキングは、本記事でお伝えした選び方のほか、Amazonや楽天市場などの大手通販サイトで人気の商品も参考にピックアップしました。スペック表にある「長さ」や「重さ」の数値なども参考にして、中学・高校野球、草野球など使用目的に合った軟式バットを見つけてみてください。
MIZUNO(ミズノ) 軟式用ビヨンドマックス NE
参考価格: 20,898 円
軽量で硬めの打感が魅力のトップバランス
軽量で硬めの打感が魅力のビヨンドマックスです。重心を先端に置いたトップバランスタイプで、ヘッドの効いたスイングを実現。飛距離に期待できるため、ロングヒッターの方にもおすすめです。持ち運びに便利な専用バットケースも付属されています。
価格情報は以下に表示された日付/時刻の時点のものであり変更される場合があります
素材 |
カーボン、グラス、EVA |
バランス |
トップバランス |
長さ |
84cm |
重さ |
ー |
SAKURAI(サクライ貿易) Promark(プロマーク)野球 軟式 バット
参考価格: 6,989 円
操作性や反発力に優れたミドルバランス
極薄アルミスーパーや新スピニング製法を採用することで軽量化に成功した軟式野球バット。操作性に優れているうえに、高い反発力も発揮します。大型コンパクトなミドルバランスタイプで、パワーヒッターの方にもおすすめです。
価格情報は以下に表示された日付/時刻の時点のものであり変更される場合があります
素材 |
アルミ合金 |
バランス |
ミドルバランス |
長さ |
84cm |
重さ |
約700g |
SSK(エスエスケイ) 軟式FRP製バット MM18
参考価格: 28,501 円
軽量なミドルバランスタイプで初心者の方にもおすすめ
ウレタンの最厚部をグリップ寄りに設置したミドルバランスタイプの軟式野球バット。中央に重心があるので振り抜きやすく、初心者の方でも扱いやすいでしょう。また、専用のFRP素材を採用しており、軽量化を実現している点も注目すべきポイント。軽くて飛距離の出るバットが欲しい方は、要チェックです。
価格情報は以下に表示された日付/時刻の時点のものであり変更される場合があります
素材 |
FRP、ウレタン |
バランス |
ミドルバランス |
長さ |
83・84cm |
重さ |
ー |
ZETT(ゼット) ブラックキャノン Z2 FRP
参考価格: 16,980 円
打球が速く飛びやすい!
M号ボールにおすすめのモデル。三重構造の特殊ラバーのたわみが瞬時に復元され、強く早くボールをはじきます。振りやすくよく飛ぶのでライナーヒットやホームランにになりやすいのもポイント。ゴロでも打球が速いため、バッティングが楽しくなるはず。重量は4段階から選べ、専用バットケース付きです。
価格情報は以下に表示された日付/時刻の時点のものであり変更される場合があります
素材 |
FRP(カーボン) |
バランス |
トップバランス |
長さ |
83・84・85cm |
重さ |
710~780g |
Rawlings(ローリングス) ハイパーマッハ 3
参考価格: 18,000 円
進化を続けるハイパーマッハシリーズ
メジャーリーガーも使用するローリングスが発売している、ハイパーマッハシリーズのトップタイプです。常に進化を続けており、従来品よりも操作性がアップ。軽量化され振りぬきやすくなりました。また高弾性特殊シートによりしなりやすく、強く早くボールを弾きます。M号球対応タイプです。
価格情報は以下に表示された日付/時刻の時点のものであり変更される場合があります
素材 |
FRP |
バランス |
トップバランス |
長さ |
83・84・85cm |
重さ |
640~660g |
ZETT(ゼット) スペシャルセレクトモデル
参考価格: 4,774 円
練習や素振り用に最適な木製タイプ
ベーシックタイプの軟式用木製バットです。トスバッティングやティーバッティングなどの練習用に向いています。素振り用としてもおすすめで、少年野球から草野球まで対応できます。高性能バットに比べ球が飛ぶ位置が狭いので、芯を取らえるためには欠かせないアイテムでもあります。リーズナブルでコスパが高いのもうれしいですね。
価格情報は以下に表示された日付/時刻の時点のものであり変更される場合があります
素材 |
木製 |
バランス |
ー |
長さ |
84cm |
重さ |
730g |
asics(アシックス) バーストインパクトEX
参考価格: 14,980 円
重量があり飛びやすい上級者向け
高反発な発砲ウレタンを使用し、より遠くに飛ぶ軟式バッド。振りやすく遠心力を活用したスイングで球が飛びやすくなっています。適度な重量があるのでパワーがある上級者向け。グリップは溝をつけたテープで、握りやすく滑りにくくなっています。2色のカラーリングがおしゃれで、プレゼントにもおすすめです。
価格情報は以下に表示された日付/時刻の時点のものであり変更される場合があります
素材 |
金属 |
バランス |
トップバランス |
長さ |
83・84・85cm |
重さ |
730~750g |
ZETT(ゼット) ゴーダ-TZ
参考価格: 10,200 円
コスパが高いミドルタイプ
金属バットに定評のあるZETTのゴーダシリーズ。ミドルタイプで中距離打者向けですが、ロングヒットも狙えます。特殊な縦磨き加工でボールをしっかりととらえ、グリップはウェットタイプでフィットしやすくもちやすい仕様。10000円を切る価格でコストパフォーマンスは最高です。
価格情報は以下に表示された日付/時刻の時点のものであり変更される場合があります
素材 |
超々ジュラルミン |
バランス |
ミドルバランス |
長さ |
84cm |
重さ |
700g |
ZETT(ゼット) ブラックキャノン MAX
参考価格: 18,999 円
たわみが強く面白いように速く飛ぶ
打撃部分は超薄いスプリング構造により強いたわみ(トランポリン効果)が起こり、球が速く飛びやすい仕様です。当たるとバネのようになり、打球が飛ぶのは快感という人も。実際の重量よりも、使うと軽く感じるのはバランスの良さによるもの。持っただけで「使いやすい」と思えるようなバットです。
価格情報は以下に表示された日付/時刻の時点のものであり変更される場合があります
素材 |
FPR |
バランス |
トップバランス |
長さ |
83cm |
重さ |
710g |
SSK(エスエスケイ) SSK ライズアーチ193
参考価格: 22,340 円
とにかくよく飛ぶ長距離ヒッター向け
内部の凸凹構造がたわみを大きくさせ、打球がよく飛ぶ長距離ヒッター向けです。ちょっと当てただけで、びっくりするくらい飛ぶという声もあるほど。八角形のOCTキャップにより軽量化と振りぬきやすさも実現しました。商品名の「193」はホームランの世界最長飛距離・193mにちなんだもの。専用ケース付きです。
価格情報は以下に表示された日付/時刻の時点のものであり変更される場合があります
素材 |
FRP |
バランス |
トップバランス |
長さ |
83・84・85cm |
重さ |
700~740g |
おすすめ商品の比較一覧表
紹介したおすすめ商品の価格や詳細情報などを比較しやすく一覧にまとめました。自分にぴったり合った商品選びの参考にしてください。
商品名 |
SSK ライズアーチ193 |
ブラックキャノン MAX |
ゴーダ-TZ |
バーストインパクトEX |
スペシャルセレクトモデル |
ハイパーマッハ 3 |
ブラックキャノン Z2 FRP |
軟式FRP製バット MM18 |
Promark(プロマーク)野球 軟式 バット |
軟式用ビヨンドマックス NE |
商品画像 |
1位
SSK(エスエスケイ) |
2位
ZETT(ゼット) |
3位
ZETT(ゼット) |
4位
asics(アシックス) |
5位
ZETT(ゼット) |
6位
Rawlings(ローリングス) |
7位
ZETT(ゼット) |
8位
SSK(エスエスケイ) |
9位
SAKURAI(サクライ貿易) |
10位
MIZUNO(ミズノ) |
最安価格 |
|
14,699 円 (税込) |
7,667 円 (税込) |
14,980 円 (税込) |
4,620 円 (税込) |
18,000 円 (税込) |
16,980 円 (税込) |
28,501 円 (税込) |
5,187 円 (税込) |
18,667 円 (税込) |
特徴 |
とにかくよく飛ぶ長距離ヒッター向け |
たわみが強く面白いように速く飛ぶ |
コスパが高いミドルタイプ |
重量があり飛びやすい上級者向け |
練習や素振り用に最適な木製タイプ |
進化を続けるハイパーマッハシリーズ |
打球が速く飛びやすい! |
軽量なミドルバランスタイプで初心者の方にもおすすめ |
操作性や反発力に優れたミドルバランス |
軽量で硬めの打感が魅力のトップバランス |
素材 |
FRP |
FPR |
超々ジュラルミン |
金属 |
木製 |
FRP |
FRP(カーボン) |
FRP、ウレタン |
アルミ合金 |
カーボン、グラス、EVA |
バランス |
トップバランス |
トップバランス |
ミドルバランス |
トップバランス |
ー |
トップバランス |
トップバランス |
ミドルバランス |
ミドルバランス |
トップバランス |
長さ |
83・84・85cm |
83cm |
84cm |
83・84・85cm |
84cm |
83・84・85cm |
83・84・85cm |
83・84cm |
84cm |
84cm |
重さ |
700~740g |
710g |
700g |
730~750g |
730g |
640~660g |
710~780g |
ー |
約700g |
ー |
まとめ
軟式バットの人気ランキングをご紹介しました。軟式用といってもすべて同じではなく、バットにより特徴がありおすすめの人も違うことがわかりましたね。また初心者向けもあれば経験者向けもあるため、自分のパワーや体格、経験値に合ったバットを選ぶことが重要です。ぜひ今回の記事を参考にして、満足できる軟式バットを探してみてください。