2025年2月現在、100種類以上の光回線が存在します。あまりに数が多いため、自分1人で比較して選ぶことが難しくなっています。
安定して高速通信できるのが光回線の大きなメリットですが、求めることは人によってさまざま。そこでこの記事ではおすすめ光回線をランキング形式で紹介しています!
コスパ最強やオンラインゲーム向き、戸建て・マンション向けなど、ジャンル別のおすすめ光回線を紹介しています。失敗しない選び方についても解説しているので、自分にあった光回線を選ぶ際の参考にしてください!
おすすめの光回線早見表
コスパ最強光回線
利用スマホ | おすすめ光回線 | |
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最速低遅延の光回線
おすすめ光回線 | 下り平均 | 上り平均 | Ping値 |
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460Mbps | 357Mbps | 15.5ms |
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589Mbps | 550Mbps | 11.8ms |
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517Mbps | 500Mbps | 15.1ms |
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750Mbps | 643Mbps | 14.9ms |
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281Mbps | 259Mbps | 19.2ms |
高額キャッシュバック光回線
おすすめ光回線 | キャッシュバック額 | 受取時期 |
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最大114,000円 | 12ヶ月後 |
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最大128,000円 | 11ヶ月後 |
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最大60,000円 | 11ヶ月後 |
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47,000円 | 2ヶ月後 |
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57,000円 | 4ヶ月後 |
ジャンル別おすすめ光回線ランキング | ||
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光回線とは?

光ファイバーケーブルを使った固定回線
光回線とは、光ファイバーケーブルを使った通信サービスのことです。自宅に直接ケーブルを引き込んでネットに接続します。光回線の大きな特徴は回線速度が速く安定した通信環境を構築できる点です。電波を使うホームルーターやモバイルWiFiよりも、周囲の電磁波の影響を受けにくいためです。
通信が安定することで、いきなり接続が途切れたり、動作が重くなったりすることが滅多にありません。ネット回線を契約するなら、光回線が圧倒的におすすめです。
光回線の主な特徴
- ・回線速度が速くて安定している
- ・データ無制限で好きなだけ使える
- ・セット割や高額キャッシュバックがある
- ・アンテナ不要でテレビが視聴できる
- ・ネット利用のために専用工事が必要
- ・他の通信サービスよりも少し高い
光回線と他の通信サービスの通信品質比較

光回線 | ホーム ルーター |
ポケット型 WiFi |
|
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通信の 安定性 |
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最大速度 (下り) |
![]() (1,000Mbps) |
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最大速度 (上り) |
![]() (1,000Mbps) |
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平均速度 | ![]() |
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ラグの 少なさ (Ping値) |
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回線の種類 | 光ファイバー ケーブル |
電波 | 電波 |
特に家族で利用するなど、複数の機器で同時にネットを使うなら光回線一択と言えます。例えば、動画を見ながらオンラインゲームをしても、各サービスを快適に楽しめます。
解約違約金が一律で安くなっている
2022年7月以降に光回線を契約した場合は、どの会社でも違約金が月額料金の1ヶ月相当まで引き下げられています。電気通信事業法が改正されたからです。2022年6月以前は高額な解約違約金を請求されていたため、光回線を気軽に乗り換えにくい環境でした。しかし、現在は違約金が安くなり、更新月以外でも解約しやすくなりました。
また、工事費の分割払いの回数も契約期間内に収まる回数に制限され、更新月なのに工事費残債は請求されるという事態も無くなりました。
光回線を選ぶ際の5つのポイント

①スマホセット割が適用できる光回線を選ぶと料金がお得になる

光回線を選ぶときに最も重要なのは、スマホセット割を適用できるかです。ドコモやau、ソフトバンクの3大キャリアの場合は、光回線とセットで利用すれば毎月のスマホ料金が1,100円割引されます。
光回線の月額料金が下がるわけではありませんが、スマホ代は割引されるので結果的に出費を抑えられます。
また、セット割は家族のスマホも割引対象です。例えば、3人家族で全員セット割の対象なら毎月3,300円お得に利用できます。
セット割がある主な光回線と割引内容
セット割が組める 主な光回線 |
割引内容 | |
---|---|---|
ドコモ | ドコモ光 | スマホ代が 最大-1,100円/月 |
au UQモバイル |
ビッグローブ光 | スマホ代が 最大-1,100円/月 |
auひかり | ||
コミュファ光 | ||
eo光 | ||
ソネット光プラス | ||
メガ・エッグ | ||
ピカラ光 | ||
BBIQ光 | ||
@nifty光 | ||
@TCOMヒカリ | ||
ソフトバンク | ソフトバンク光 | スマホ代が 最大-1,100円/月 |
NURO光 | スマホ代が 最大-1,650円/月 |
|
ワイモバイル | ソフトバンク光 | スマホ代が 最大-1,650円/月 |
NURO光 | スマホ代が 最大-1,100円/月 |
|
mineo | eo光 | 光回線が -330円/月 |
NUROモバイル | NURO光 | スマホ代が 1年間最大-1,100円/月 |
ソネット光プラス | ||
ソネット光ミニコ | ||
ビッグローブ モバイル |
ビッグローブ光 | スマホ代が 1年間-220円/月 |
DTI SIM | DTI光 | 光回線が -165円/月 |
ahamo povo LINEMO 楽天モバイル イオンモバイル |
なし | – |
セット割がないスマホキャリアを使っている場合は、シンプルに月額料金が安く、キャッシュバックが多い「GMOとくとくBB光」が最もおすすめです!
②月額料金ではなく実質料金が安い光回線を選ぶべき

実質料金とは
実質料金とは、利用者が実際に負担する金額を示したものです。キャッシュバックや割引といった特典がある場合、利用者の負担は減るため実質料金は安くなります。初期費用とは
初期費用とは、光回線の開通時にかかる費用のことです。主に「開通工事費」と「契約事務手数料」の2つを指します。初期費用が高額な光回線は、実質料金が高くなります。仮に月額料金が安くても、キャッシュバックが無くて初期費用も高い場合、結果的に損をする可能性が高いです。ゆえに実質料金での比較が鉄則です。
3年利用する場合の実質料金を月額料金と比較しています。月額料金と実質料金では、金額が大きく異なることがわかります。
【マンション】月額料金と実質料金の比較
ドコモ光 | auひかり | ソフトバンク光 | GMO とくとくBB光 |
NURO光 | GameWith光 | コミュファ光 | eo光 | @スマート光 | hi-hoひかり with games |
おてがる光 | DTI光 | エキサイトMEC光 | ビッグローブ光 | メガ・エッグ | ピカラ光 | BBIQ光 | 楽天ひかり | J:COM NET | home5G | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 4,400円 | 4,180円 | 4,180円 | 3,773円 | 3,850円 | 4,840円 初月無料 |
~1年目:2,450円 2年目~:4,070円 |
~2年目:3,326円 3年目~3,876円 |
3,630円 | 4,840円 初月無料 |
3,608円 | 3,960円 初月無料 |
3,850円 | 4,378円 | ~2年目:4,290円 3年目~5,170円 |
3,520円 | ~1年目:4,070円 2年目~:5,170円 |
4,180円 | 5,280円 | 4,950円 |
キャッシュバック | 57,000円 | 最大114,000円 | 最大47,000円 | 最大128,000円 | 最大60,000円 | – | 20,000円 | 3,000円 (商品券) |
– | – | – | 最大24,000円 | – | 最大62,000円 | 最大20,000円 | 最大30,000円 | 最大30,000円 | – | 最大40,000円 | 20,000円 (Amazonギフト) |
工事費用 | 22,000円 完全無料 |
33,000円 実質無料 |
31,680円 実質無料 |
25,300円 実質無料 |
44,000円 実質無料 |
22,000円 | 27,500円 実質無料 |
29,700円 実質無料 |
22,000円 完全無料 |
22,000円 | 22,000円 完全無料 |
22,000円 | 22,000円 完全無料 |
28,600円 実質無料 |
38,500円 実質無料 |
27,500円 | 39,600円 実質無料 |
22,000円 | 18,480円 実質無料 |
39,600円 実質無料 |
事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 2,200円 | 770円 無料になる |
3,300円 | 3,300円 無料になる |
2,200円 | 3,300円 | 880円 | 最大2,200円 完全無料 |
3,300円 | 3,300円 | – | 880円 | 1,980円 | 3,300円 | 3,300円 無料になる |
実質料金 (3年間の総額) |
122,700円 | 61,724円 | 113,780円 | 76,700円 | 65,500円 | 196,240円 | 102,080円 | 115,332円 | 130,680円 | 196,240円 | 133,318円 | 131,980円 | 138,600円 | 119,774円 | 160,300円 | 124,220円 | 143,800円 | 168,960円 | 152,588円 | 160,200円 |
【戸建て】月額料金と実質料金の比較
ドコモ光 | auひかり | ソフトバンク光 | GMO とくとくBB光 |
NURO光 | GameWith光 | コミュファ光 | eo光 | @スマート光 | hi-hoひかり with games |
おてがる光 | DTI光 | エキサイトMEC光 | ビッグローブ光 | メガ・エッグ | ピカラ光 | BBIQ光 | 楽天ひかり | J:COM NET | home5G | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 5,720円 | 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目:5,390円 |
5,720円 | 4,818円 | 5,200円 | 6,160円 初月無料 |
~1年目:2,980円 2年目~:5,170円 |
~2年目:3,280円 3年目~5,448円 |
4,730円 | 6,160円 初月無料 |
4,708円 | 5,280円 初月無料 |
4,950円 | 5,478円 | ~2年目:5,170円 3年目~5,720円 |
4,620円 | ~1年目:5,170円 2年目~:6,270円 |
5,280円 | 5,610円 | 4,950円 |
キャッシュバック | 57,000円 | 最大114,000円 | 最大47,000円 | 最大128,000円 | 最大60,000円 | – | 20,000円 | – | – | – | – | 最大24,000円 | – | 最大62,000円 | 最大20,000円 | 最大30,000円 | 最大30,000円 | – | 最大40,000円 | 20,000円 (Amazonギフト) |
工事費用 | 22,000円 完全無料 |
41,250円 実質無料 |
31,680円 実質無料 |
26,400円 実質無料 |
44,000円 実質無料 |
22,000円 | 27,500円 実質無料 |
29,700円 実質無料 |
22,000円 完全無料 |
22,000円 | 22,000円 完全無料 |
22,000円 | 22,000円 完全無料 |
28,600円 実質無料 |
38,500円 実質無料 |
27,500円 | 39,600円 実質無料 |
22,000円 | 47,520円 実質無料 |
39,600円 実質無料 |
事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 2,200円 | 770円 無料になる |
3,300円 | 3,300円 無料になる |
2,200円 | 3,300円 | 880円 | 最大2,200円 完全無料 |
3,300円 | 3,300円 | – | 880円 | 1,980円 | 3,300円 | 3,300円 無料になる |
実質料金 (3年間の総額) |
170,220円 | 109,244円 | 169,220円 | 91,748円 | 67,580円 | 237,600円 | 134,840円 | 147,396円 | 170,280円 | 237,600円 | 172,788円 | 181,480円 | 178,200円 | 156,074円 | 176,020円 | 163,820円 | 183,400円 | 211,860円 | 145,508円 | 160,200円 |
③通信が安定していて速い回線を選ぶべき

光回線の中でも通信速度が安定して速い会社を選べば快適です。平均速度200Mbps以上を目安にしましょう。ほとんどの光回線は200Mbps以上なので、余程遅くなければ問題ありません。
安定性はPing値(応答速度)を基準にしましょう。Ping値は光回線によって10~30msと幅があります。安定した回線を求めるならPing値10ms台の光回線がおすすめです。
より速く安定した光回線を探している人は、ゲーム向けの光回線がおすすめです。安定して高速通信をする必要があるオンラインゲーム用の光回線ならゲーム以外の用途でも非常に快適です。
ネット通信で1秒間にどれだけの量のデータを送受信できるかを表す数値です。数値が大きいほど速度が速く、大量のデータをやりとりできます。 |
より速く安定した光回線を求める人向け
通信速度の速いおすすめ光回線ごとの実数値とPing値比較
実測値 (平均速度) |
Ping値 | |
---|---|---|
NURO光 | 589Mbps | 11.8ms |
コミュファ光(東海地方限定) | 560Mbps | 14.9ms |
eo光(関西地方限定) | 556Mbps | 16.4ms |
auひかり | 495Mbps | 15.4ms |
GameWith光 | 425Mbps | 16.9ms |
hi-hoひかり with games |
418Mbps | 11.5ms |
ドコモ光 | 272Mbps | 19.4ms |
④自分の地域で提供されている光回線を選ぶべき

光回線によって開通できるエリアが異なります。開通できない回線は契約候補から外し、自分の住む地域で提供されている光回線を選びましょう。
全国対応の光回線であればほぼどこでも契約できますが、一部地域限定の光回線を利用したい場合は、提供エリア内かどうか確認しておきましょう。
また、提供エリア内であっても、場所や建物によっては契約できるプランが限られたり、開通できないこともあります。
光回線のエリア対応
全国対応している光回線
- ・フレッツ光
- ・光コラボ(ドコモ光、ソフトバンク光など)
全国対応ではない光回線
- ・独自回線(auひかり、NURO光)
- ・電力会社系(eo光、コミュファ光など)
- ・ケーブルテレビ系
⑤みんなが利用していて人気の光回線を選ぶべき

光回線を選ぶときには「ほかの人も使っている大手の回線か?」を判断材料にすることも重要です。多くの利用者がいる光回線は、安心して使える優秀なサービスだからです。
上記のグラフは、総務省が公開する「電気通信サービスの契約数及びシェア」(2022年12月時点)に記載されている、光回線ごとの契約数の比率をまとめたものです。
同資料によると、光回線の契約数は約3,700万件なので、ドコモ光なら700万、ソフトバンク光なら400万以上の件数があります。
以下ではご紹介した選び方を踏まえたうえで、本当におすすめできる光回線をランキング形式で掲載しています!